女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書! 女は不死である: ラカンと女たちの反哲学 著者:立木康介 出版社:河出書房新Read More →

2020年12月5日(土)14:00~16:30、人文研アカデミーシンポジウム「抑圧されたものの痕跡を求めて/辿って──記憶の存在論と歴史の地平II」が開催されます。発表者:直野章子(人文研)、柿木伸之(広島市立大学)。討論者:冨山一郎(同志社大学)、立木康介(人文研)。ZoomによるWebiner形式。事前登録はこちらから。共催:科学研究費基盤研究C「集合Read More →

子ども食堂、炊き出し、町の食堂、居酒屋、縁側… オフィシャルでも、プライベートでもなく。 世界人口の9人に1人が飢餓で苦しむ地球、義務教育なのに給食無料化が進まない島国。ひとりぼっちで食べる「孤食」とも、強いつながりを強制されて食べる「共食」とも異なる、「あたらしい食のかたち」を、歴史学の立場から探り、描く。 現代社会が抱える政治的、経済的問題を「家族や個人Read More →

11月14日(土)17時~、人文研アカデミーオンライン公開シンポジウム『<ポスト=ヒューマン>の人文学 Les Humanités « post-humaines »』が開催されます。講演者:森本淳生、ジル・フィリップ、塚本昌則、篠原雅武。こちらのリンクから事前登録をお願いいたします。ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。シンポジウムはそちらRead More →

第2次世界大戦後のベビーブームを背景に、若者文化が花開いた1960年代。中心にはビートルズが存在し、彼らの音楽・言動は世界に大きな衝撃を与えた。他方、サッチャー流の新自由主義も実はこの時代に胚胎した。今なお影響を与え続ける若者文化と新自由主義の象徴は、なぜイギリスで生まれたか――。本書は、ファッション、アートなどの百花繚乱、激動の社会とその反動を紹介し、19Read More →

二〇二〇年、世界的なコロナ禍でライブやコンサートが次々と中止になり、「音楽が消える」事態に陥った。集うことすらできない―。交響曲からオペラ、ジャズ、ロックに至るまで、近代市民社会と共に発展してきた文化がかつてない窮地を迎えている。一方で、利便性を極めたストリーミングや録音メディアが「音楽の不在」を覆い隠し、私たちの危機感は麻痺している。文化の終焉か、それともRead More →

※小さ子社主催のオンライン・イベントとして開催されます。詳しくはこちらをご覧ください。 ■連続セミナー 「学校で地域を紡ぐ─『北白川こども風土記』から」 講師| 佐藤守弘 / 福島幸宏 / 谷本研 / 中村裕太 / 黒岩康博 / 村野正景 / 池側隆之 司会| 菊地暁 日時| 6月25日(木)、7月2日(木)、9日(木) 18:30~20:00、7月18日(Read More →

紅迷(紅楼夢フリーク)から若い読者まで、必読の一書! ファッション界の巨人ヴィヴィアン・ウエストウッドが「私を変えた名作」に挙げたことでも知られる、18世紀口語小説の最高峰『紅楼夢』。『新訳 紅楼夢』(読売文学賞研究・翻訳賞)の訳者である著者が、作中の様々なエピソードを取り上げながら、人間の関係性を根底的に描いた作品の魅力を語りつくす。『紅楼夢』はなぜ書かれRead More →