女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書!

女は不死である: ラカンと女たちの反哲学
著者:立木康介
出版社:河出書房新社
体裁:46 ● 272ページ
定価:定価2,970円(本体2,700円)
ISBN:978-4-309-24981-0