人間は「ホラーなチューブ」?「生きもの殺し装置」?「食べる」を深く考えれば考えるほど、「人間とはなにか」が見えてくる。京大のフジハラ先生と12歳~18歳の中高生による、白熱の「食と農の哲学」ゼミナール。 食べるとはどういうことか 世界の見方が変わる三つの質問 著者:藤原辰史 農山漁村文化協会(農文協) 体裁:四六判 176ページ 定価:1,620円(税込) Read More →

「明治150年」。維新の元勲や偉人の顕彰ばかりが強調される中、明治維新期の意味を、社会史の深みから、ふつうの人々の視座から、捉えなおす。高木博志著「明治維新五〇年、六〇年の記憶と顕彰」収録。 「明治一五〇年」で考える: 近代移行期の社会と空間 編著者:ダニエル・V. ボツマン, 塚田孝, 吉田伸之 山川出版社 体裁:A5 定価:本体3,800円 + 税 ISRead More →

20代から晩年に及ぶ著作を収めた自伝的論集─―ここにいるのは、時にブリリアントな才知をきらめかせ、時に作曲家を目の前にしているかのように慟哭する、一人の人間である。それは「頑固な教条主義者」という従来のアドルノ像を心地よく打ち砕く。新しい時代の音楽に謙虚なまなざしをそそぐ哲学者の生の声を、躍動感あふれる日本語で読む。日本を代表する音楽学者と次代を担う思想史学Read More →

小中学校で毎日のように口にしてきた給食。楽しかったという人も、苦痛の時間だったという人もいるはず。子どもの味覚に対する権力行使の側面と、未来へ命をつなぎ新しい教育を模索する側面。給食は、明暗二面が交錯する「舞台」である。貧困、災害、運動、教育、世界という五つの視角から知られざる歴史に迫り、今後の可能性を探る。 給食の歴史 (岩波新書) 著者:藤原 辰史 岩波Read More →

トラウマという概念がどのような歴史的経緯を経て成立したのか、また、それが文化、社会的にどのように理解され、表現されてきたのか。さらに、トラウマを典型とする社会的苦悩が宗教や文化的実践においてどのように克服されてきたのかを、文化人類学をはじめとする人文・社会科学的な視点から、多角的かつ総合的に考察する。 トラウマを生きる 京都大学学術出版会 編者:田中 雅一・Read More →

術数学とは何か? 中国思想史、科学史の新たな地平を切り拓く! 科学と迷信が峻別されない時代において、その境界領域にはどのような思考が発揮されていたのか――自然科学の諸分野が『易』を中核とする占術と複合した中特有の学問「術数学」。先秦に「方術」と呼ばれた自然探究の学問が、漢代思想革命を経て「術数学」へと変容する過程を描きながら、自然の摂理にもとづく社会のあり方Read More →

天皇が国家の頂点に立った近代、天皇制は人びとにどのように受け入れられていったのか。 社会における受容のありよう、権威を高めていった顕彰という行為の具体的検証を通して、天皇不在の社会へ天皇制が浸透していく過程を描き出す。 明治維新から戦後まで、現代の象徴天皇制へとつながる近代天皇制を、「社会」をキーワードに検討する意欲作。 近代天皇制と社会 思文閣 編者:高木Read More →

本書は、林巳奈夫(京都大名誉教授、1925-2006)が晩年に取組んだ未刊の論集計画を忠実に引き継ぎ、新たに解題を附して刊行するものである。文字資料の解読と遺物・図像類の考証から、中国古代の国家、社会制度の詳悉な析出を試みる。編集・解題は岡村秀典。 中国古代車馬研究 臨川書店 著者:林巳奈夫 編者:岡村秀典 定価:本体18,000円+税 判型・ページ数:菊判Read More →