内に多民族社会の融和を牽引し、外に周辺民族との緊張に備える。古代中国における国家の要、軍事活動と民族政策の相関を描き出す。 多民族社会の軍事統治:出土史料が語る中国古代 京都大学学術出版会 宮宅 潔 編 体裁:A5上製、頁数:402頁 定価:5,184円(税込)ISBN: 9784814001361Read More →

いまなお説の一致をみない国号「日本」、称号「天皇」の誕生説。多くの日本史研究者を悩ませてきた難題に、中国学者が挑む! 国号「日本」、称号「天皇」については、日本史研究のうえでは論じ尽くされたかもしれない。しかし、中国学の立場からはすこし違った観点を提示することができるのではないか――(本文より) いまなお説の一致をみない国号「日本」、称号「天皇」の誕生の解明Read More →

ユーラシア大陸の東西を跨いだ書物・情報の伝達や、東アジア域内における漢籍の流通について紹介した各講演の内容が、本冊子を通してさらに多くの皆様に味読していただけることを希望します。 漢籍の遥かな旅路ー出版・流通・収蔵の諸相ー 京大人文研漢籍セミナー7 研文出版 京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター編 中砂明徳・矢木 毅・宮 紀子著 体裁:ARead More →

人文研アカデミーは、正式発足したのが2006年4月なので、今年で10周年を迎える。早いような遅いような、印象はさまざまだろうが、ひとつの節目であるにはちがいない。ここらで少し過去を振り返ってみてもいいかもしれない。 「正式発足」とことさら言うのは、レクチャー・コンサートなどのイベント開催や全学共通科目への授業提供はその2年前から行っていたからである。今回、過Read More →

「平和のための戦争」を大義名分にかかげ、毒ガス、戦闘機、戦車などの近代兵器とともに、足かけ4年におよぶ「総力戦」を繰りひろげた第一次世界大戦(1914-18)は、まさに「人類の終末」としての「現代のはじまり」を告げるものでした。本書は48名の第一線の研究者による、第一次世界大戦を多面的に考えるためのアンソロジーにして、コンパクトな小百科です。付・略年表。 第Read More →

一九一八年一一月に終結したとされる大戦。だが、一連の講和条約は諸問題を解決できず、各地で革命戦争、内戦、民族紛争として引き継がれ、大戦は「未完の戦争」として「次なる戦争」を用意した。アメリカの覇権、社会主義国家ソ連の出現、その狭間で統合を模索するヨーロッパ、ナショナリズムの勃興……断絶と継続の相が交錯する中で、現代世界の枠組は作られた。シリーズ全体の人名索引Read More →

大戦の前後で、文学や芸術の相貌は一変する。大戦は、上流ブルジョワ社会が支えてきた芸術や学知、とりわけ「西欧的芸術」の危機をもたらした。「物語ること」自体が虚偽となり、表象の不可能性が議論されるようにもなった。社会参加と自律のはざまで揺れ動く芸術。時代は大衆文化へ、そして脱西欧へと大きく舵を切ってゆく。 精神の変容 (現代の起点 第一次世界大戦 第3巻) 山室Read More →

人類史上初の総力戦―その帰趨を決したのは、狭義の戦力というよりも、各交戦国の政治力や経済力や技術力、いわゆる国力の優劣だった。鉄鋼、資金、労働力から人の心に至るまであらゆる「資源」が動員された大戦では、兵士はもちろん、銃後の人々もまた戦争を生きぬく当事者となった。戦場、銃後、収容所に映る総力戦の諸相を考察し、大戦の総体性に迫る。 総力戦 (現代の起点 第一次Read More →

1914年6月、バルカン半島の紛争として勃発した戦争は植民地帝国の戦争へと姿を変える。戦場になったか否か、参戦したか否かを問わず、大戦の衝撃は世界に波及し、世界規模の社会変動を引き起こした。植民地やアジアにとっての大戦経験に光をあて、大戦の「世界性」を考察する。 世界戦争 (現代の起点 第一次世界大戦 第1巻) 山室 信一 (編集), 岡田 暁生 (編集),Read More →