2021年3月に刊行された『フーコー研究』(岩波書店)をめぐって、3月末に京都大学人文科学研究所主催で開催されたシンポジウム「狂い咲く、フーコー」の4時間半にわたる議論に、各発言者が加筆。400名にも及ぶ聴講者を集めたオンライン・シンポジウムの全記録。 20世紀フランス現代思想の代表的知識人ミシェル・フーコー。その新たな研究が日本発ではじまっている。京都大学Read More →

機動性を求めた戦車からステイタスシンボルとしての車馬へ、やがて貴族制の成立とともに遅鈍な牛車に乗りかえる――先史時代から魏晋南北朝時代まで、社会の発展に車はどのように寄与してきたのか。林巳奈夫『中国古代車馬研究』(2018)収録の原論文から半世紀、陸続と発表されてきた考古学調査と研究成果を集大成する。一国史の議論に閉ざされている古代日本の牛車にも目を向けた意Read More →

8/26(木)、9/2日(木)、9月9日(木)、9月16日(木)各日とも18:00~19:30、京都大学人文科学研究所本館1階セミナー室1オンラインにて、人文研アカデミー2021連続セミナー『はんこの文字の話―人文研の蔵書と蔵書印』が開催されます。講師:印譜の会(矢木毅・永田知之・古勝隆一)。要事前申し込み(定員20名)・参加無料。 下記申込フォームからお申Read More →

二〇二一年で結党一〇〇年を迎える中国共産党。現在、約九二〇〇万の党員を擁する超巨大政権党だ。結党から三〇年足らずで中華人民共和国を建国し、七〇年以上にわたってこの国を統治してきた。「党がすべてを決定」「絶対服従」「鉄の規律」といった組織原理はいかにして形成され、最高指導者・毛沢東は、この党にどのような影響を与えたのか。世界史的な展開を視野に収めつつ、今日に至Read More →

7月10日(土)13時00分~、人文研アカデミー夏期公開講座「名作再読」がオンライン開催されます。講演者:守岡知彦、石井美保、池田巧。要申込:以下の登録フォームから事前登録をお願いいたします。 登録フォーム:https://zoom.us/webinar/register/WN_0dD2oTUKTbi4GOtPKnfTKwRead More →

第2次世界大戦後のベビーブームを背景に、若者文化が花開いた1960年代。中心にはビートルズが存在し、彼らの音楽・言動は世界に大きな衝撃を与えた。他方、サッチャー流の新自由主義も実はこの時代に胚胎した。今なお影響を与え続ける若者文化と新自由主義の象徴は、なぜイギリスで生まれたか――。本書は、ファッション、アートなどの百花繚乱、激動の社会とその反動を紹介し、19Read More →

■出版記念連続セミナー 『チベットの歴史と社会』 日時| 2021年 4月17日(土)・5月15日(土)・6月19日(土)・7月17日(土)各回14:00~ 講師| 井内 真帆・小松原 ゆり/別所 裕介・海老原 志穂/星 泉・池田 巧/村上 大輔・小西 賢吾 場所| オンライン(Zoomウェビナー使用) ■夏期公開講座 『名作再読』 日時| 2021年7月1Read More →

モボ・モガが闊歩した一九一〇~三〇年代の日本では、国民の識字率の向上やマスコミの隆盛、日露戦争と第一次世界大戦の勝利など背景に、外来の言葉と文化が爆発的に流れ込んだ。博覧強記で知られる歴史学者が、当時の流行語を軸に、人々の思想や風俗、日本社会の光と影を活写する。『図書』連載のエッセイ、待望の書籍化。 モダン語の世界へ――流行語で探る近現代 著者:山室 信一 Read More →

本研究所共同研究「フーコー研究──人文科学の再批判と新展開」の最終報告書『フーコー研究』(岩波書店)刊行記念の第二弾として、3月28日に行われたマウリツィオ・ラッツァラート氏とオラツィオ・イレラ氏のオンライン講演会の録画を、期間限定で公開致します。 Diffusion de l’enregistrement des conférences données lRead More →