近代は「未開」のモノ崇拝を「フェティシズム」と呼んで切断した。それが,近代社会に刻印されたモノの呪いの始まりであった――。モノをめぐる固着した植民地的関係の相対化を図りながら,「信仰」「蒐集」をキーワードに,領域と地域を軽やかに越境するモノの呪力に迫る。ヒトと身体とモノの目くるめく交歓を描くシリーズ第2巻。 越境するモノ (フェティシズム研究 第 2巻) 京Read More →

無生物である「モノ」が人へとはたらきかける——「人とモノと身体」の相互関係をフェティシズム概念から斬るシリーズ、第1巻は理論編。宗教、経済、精神分析・性におけるフェティシズム概念、フェティッシュを考える上で無視できないモノ研究、そしてこうした理論的研究がわれわれにもたらす展望、この3部から問う。 フェティシズム論の系譜と展望 (フェティシズム研究) 京都大学Read More →