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6月23日(土)17:30~18:30(17:00開場)、京都大学人文科学研究所4階大会議室にて、レクチャーコンサート「20世紀が変奏した18世紀」が開催されます。ピアノ奏者:小坂圭太、講師:岡田暁生。聴講無料・要予約(先着50名)。参加希望の方は z-academy@zinbun.kyoto-u.ac.jp まで、氏名と「レクチャーコンサート参加希望」を明記の上、電子メールでお申し込み下さい。詳しくはこちらをご覧くださいませ。

京都大学人文科学研究所では、本研究所で日本18世紀学会第40回大会が開かれるのに際して、6月23日、日本18世紀学会と共催でレクチャーコンサート「20世紀が変奏した18世紀」を開催いたします。また、6月24日の日本18世紀学会共通論題セッション「啓蒙のリミット─神話・文学・政治思想のはざまで」は、会員以外の一般からの参加も歓迎します。いずれも、18世紀学会員でもある本研究所所員が参加する催しです。多くの方々のご来場をお待ちしています。

「雅なロココの十八世紀」─この通俗イメージを揺さぶってみることが、このコンサートの狙いです。ジェミニアーニのクラヴサン曲は、典雅な十八世紀という連想にステレオタイプなまでにぴったりはまってくれる作品です。こうした音調を二十世紀の作曲家たちはどう回想したか?ある意味で「十八世紀なき国」─啓蒙と市民革命を経ずにいきなり共産革命に突入した国─だったともいえるロシア出身のラフマニノフが革命前夜に書いた曲。ファシストに共感をもつ十二音技法の作曲家にして、ルチアーノ・ベリオの師でもあったダッラピッコラの十八世紀パロディー。単純な新古典主義とは一味違う彼らの作品を通して、十八世紀を二十世紀の歪んだ鏡の中に映してみましょう。─岡田暁生