5月10日(土)15時00分~18時00分(14時30分より開場)、芝蘭会館 稲盛ホール(京都大学医学部キャンパス) + Zoomウェビナー[ハイブリッド開催]にて、公開シンポジウム「中ピ連とは何だったか —榎美沙子とリブの70年代、そして私たちの時代」が開催されます。対談:桐野 夏生、嶋田 美子。司会:木下 千花。ディスカッサント:直野 章子。コーディネイター:立木 康介。参加無料・要申込。

対面参加申込みフォーム(先着200名):
https://forms.gle/VkGy8LUD344fW5zk7

zoomウェビナー登録フォーム(先着500名):
https://zoom.us/webinar/register/WN_JbcqY0zFQaShiAHWsKFsjQ

中ピ連─中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合。日本のウーマン・リブが狼煙を上げた1970年代、恐れ知らずのカリスマ的リーダー榎美沙子のもと、女性の自己決定権を前面に掲げ、巷間に喧噪の渦を巻き起こしつつ、華々しく時代を駆け抜けていったこのユニークな運動体は、何のために闘い、何を社会に突きつけ、その結果、いかなる理由で世間から姿を消し、忘却される運命を強いられたのか。2023年、時を同じくして、あたかも中ピ連の記憶を呼び覚ますかのように、桐野夏生は連載小説『オパールの炎』を書き、嶋田美子は美術展および書籍『おまえが決めるな!』を世に問うた。リプロダクティヴ・ヘルス&ライツと女たちの生きづらさをめぐり、「リブの時代」と現代を往還しつつ、両氏とともに、そして榎の母校・京都大学にて、中ピ連および榎美沙子の再評価を試みる。