小学校のプールで失われた命。なぜ、どうして、事故は起きてしまったのか。受容と忘却の圧力に抗い、「その時」に迫ろうとする両親と同行者たちの苦悩と行動。そこから浮かびあがる学校や行政の姿。同行者の一人として出来事にかかわった文化人類学者が、多声的な語りから亡き人とともに生きることの意味と可能性を考える。 遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録 著Read More →

7/2(土)13:00~、京都大学人文科学研究所本館 セミナー室1(※対面とオンライン同時配信の併催)にて、人文研アカデミー2022 夏期公開講座「名作再読 いま読んだらこんなに面白い14」が開催されます。講師:佐藤淳二、倉本尚徳、藤野志織。 対面での参加を希望される方は、以下のアドレスまで氏名を明記のうえご連絡ください【先着15名まで】。 z-academRead More →

言葉は思考の拠り所であり、思考と表現に影響を及ぼす―― 南北朝隋唐から北宋にかけての仏教思想の根幹にかかわる五十の漢語を取り上げ、漢語における伝統的語義解釈と、原典におけるその語の意味と用例とを対比させ、中国・インド双方から二重の意味を付与された漢字仏教語の価値を究明する。漢語をベースとした仏典解釈は、インド本来の何を継承し、中国独自にどう展開したのか。語源Read More →

6/11(土)15:00~18:00、京都大学人文科学研究所本館 大会議室にて、人文研アカデミー2022シンポジウム「ヴィリエ・ド・リラダンとフランス象徴主義──『残酷物語』と『未来のイヴ』が現代に語りかけてくるもの」が開催されます。講師:田上竜也、木元 豊。コメンテーター:中筋 朋、福田裕大、野田 農。司会:森本淳生。 参加方法:本シンポジウムは対面とZoRead More →

■シンポジウム 「ヴィリエ・ド・リラダンとフランス象徴主義―『残酷物語』と『未来のイヴ』が現代に語りかけてくるもの」 6/11(土)15:00~18:00 講師:木元豊・田上竜也・中筋朋・福田裕大・野田農・森本淳生 場所:人文研本館 大会議室 ■夏期公開講座 「名作再読」 7/2(土)13:00~17:00 講師:佐藤淳二・倉本尚徳・藤野志織 場所:人文研本Read More →

玄奘の出立から慧超の旅を経て、悟空の帰京まで―― その勢力を西へ拡大した唐と、東へ伸長したアラブ・ムスリム。最新の考古学、貨幣学、言語学史料の研究成果を手がかりに、7-8世紀中央アジアにおける東西ユーラシアの衝突・交流・融合の歴史を描き出す。舞台はパミールの西、境界を越えて旅した者達の足跡を追う! イスラームの東・中華の西 七~八世紀の中央アジアを巡って 著Read More →

身体の向こうのあなたと私を感じる旅へ 官能=感応の共同体への誘い 他者やものとの触れ合いと結びつき、愛着と相互侵犯。その経験を通して、私たちの日常感覚はときに異化され、解放される。身体の物理的な境界を超えた、世界への感応と共振を描き出す官能の人類学 本書全体を通して描き出されるのは、個々の身体の物理的な境界を超え、世界と感応し合い、共振し合う圧倒的に豊かな身Read More →

複雑多様な知のダイナミズム 3~8世紀、中国中古時期は治乱興亡の時代環境を背景に学術が展開した時代であった。 儒仏道・目録学・注釈学・国家権力・地域性に着目して、中古学術の諸問題を多角的に分析する。 中国中古の学術と社会 著者:古勝 隆一 出版社:法藏館 体裁:A5・406ページ 定価:本体5,000円+税 ISBN:9784831877529Read More →