歴史学、宗教学、言語学、人類学など各分野の専門家が集結し、最 近のチベット研究の成果をふんだんに盛り込んだ、日本のチベット 学の現在を知るための書。本書は既に存在する解説書とは一線を画 し、平易な概説と専門的な論文との間の架け橋となる。 上巻は歴史篇・宗教篇を収録。 チベットの歴史と社会 上 歴史篇・宗教篇 編者:岩尾一史・池田巧 出版社:臨川書店 体裁:ARead More →

2021年3月27日(土)14:00〜16:30、ZOOMウェビナーにて、人文研アカデミーシンポジウム「狂い咲く、フーコー」が開催されます。共同研究班「フーコー研究──人文科学の再批判と新展開」(小泉義之班長、2017-2020)の最終報告書『フーコー研究』(岩波書店)の刊行を記念する合評会形式の公開シンポジウムです。コメンテータ:重田園江(明治大学)、森元Read More →

農業の工業化に引きずられるかのように、農学の工学化がとどまることのない今、果たして工学に従属しない「農学」はどのようにして存在可能なのか、という問いから書き起こす、今までにない農学思想書。「農本主義」の提唱者にして我が国の代表的農学者である横井時敬を軸に、満洲移民政策に深く関与した橋本傳左衛門、報徳思想に傾斜した転向農学者杉野忠夫、ナチス農業政策の満洲移植をRead More →

2021年1月10日(日)10:30~16:45、オンラインにて、人文研アカデミーオンライン公開シンポジウム『「日本の伝統文化」を問い直す』が開催されます。講師:真柳誠、宮崎法子、シルヴィオヴィータ。司会:重田みち。 以下のリンクから事前登録をお願いいたします。 https://zoom.us/webinar/register/WN_o_MUZHGYSAazRead More →

女の悦びと男の悦び、どちらのほうが勝るのか?満足が完全であればあるほど、性関係を阻害する「ファルス享楽」の逆説から、完全さの桎梏を逃れ、果てしなく上乗せされる「女の享楽」の冒険へ。デュラス、聖女テレサ、ラカンの愛人ミーヨ…ラカンの反哲学の地平に「女たち」の思想史を試みる画期的な書! 女は不死である: ラカンと女たちの反哲学 著者:立木康介 出版社:河出書房新Read More →

2020年12月5日(土)14:00~16:30、人文研アカデミーシンポジウム「抑圧されたものの痕跡を求めて/辿って──記憶の存在論と歴史の地平II」が開催されます。発表者:直野章子(人文研)、柿木伸之(広島市立大学)。討論者:冨山一郎(同志社大学)、立木康介(人文研)。ZoomによるWebiner形式。事前登録はこちらから。共催:科学研究費基盤研究C「集合Read More →